うさぎさんには、犬、猫同様に純血種と雑種の2種類があります。
純血種はミックスとは違い、品種を管理されているから高く販売されています。
今回は、純血種とミックス(雑種)のそれぞれの特徴、違いを理解して、ウサギさん選びの参考にしてみてください。
この記事で勉強する事
- ミックス(雑種)の特徴
- 純血種の特徴
- 家系図の役割「血統書」
それぞれの種類の違いを学びましょう♪
ミックス(雑種)とは・・・
ホームセンターやペットショップなどで、数千円程度で販売されています。
ミニウサギと呼んでいますが、実際はミニではありません。
成長すると26センチ〜40センチまで大きくなることがあります。
いろんなうさぎの掛け合わせのため、子供の頃は、ネザーと販売されていても、実際成長してくると形が違っていたっていうこともあるようですので、ペットショップでよく確認してくださいね。
特徴
ポイント
・キュートな鼻先
・うさぎらしい長い耳
・すらっとした前足
・体もすらりと長め
さまざまな遺伝子を持っているため大きさなどを含めて未知数な部分が多いのが特徴。
成長につれてそれぞれの個性が現れます。
ミニウサギは子供の頃は、純血種と同じように見えます。
しかし、成長するにつれて毛質、形、大きさに変化があります。
小さい時には耳が小さかったのに、成長したら、長くなった
ベビーの時にはグレーの色味だったのに、成長したら色がパンダのような色合いになった
など、変化していくこともあるようです。
成長するまで、体つきや大きさはわかりませんが、その成長過程も楽しみのひとつですね。
ミックス(雑種)で気をつけたいこと
ペットのミックス犬は、「チワワ」と「プードル」で「チワプー」、「チワワ」と「ダックス」で「チワックス」など、名前が付いていますが、うさぎさんには、ペットショップなどで独自に付けている場合もありますが名前は付いていません。
それぞれの身体の特徴が合わさることで、可愛らしい姿が楽しめます。
しかし、早くに亡くなってしまうということも多く聞きます。
注意したいこと
・両親や先祖の情報がないため、健康状態が不明
・不正な掛け合わせが多い
・利益だけのために、小さなうちから離乳させられ、十分に育たないうちに店頭で販売される
生後30日ほどで、店頭にいるうさぎさんは、まだ未熟な段階ですので、お迎えする際は注意が必要です。
小さくて可愛いのはわかりますが、生後30日くらいのウサギは、体調を崩したら中々調子が戻らずに、最悪の場合亡くなってしまう事があります。
特にウサギさんを初めて飼う人は特に飼わない様にしましょう。
純血種とは・・・
犬や猫同様に品種ごとの特徴があり、1つの種のみで交配を行なっているうさぎさんを純血種といいます。
健康な親を選別し、そのネザーランドドワーフや、ホーランドロップなどの特徴を固定化しています。
うさぎ専門店では50,000円前後の価格で販売されています。
特徴
純血種のポイント
・短くて厚みのある耳
・くりっとまん丸な瞳
・コンパクトな体
・まん丸な大きな顔
・骨太でずんぐりむっくり
純血種を証明するのは、血統書があります。
曽祖父母は3代前からの情報が書かれてあります。
いわば、家系図です。
ウサギ専門のペットショップでは、購入時に血統書がついてくるところもありますので確認してみて下さいね。
血統書とは・・・
うさちゃんの遺伝子情報を知ることの出来る大切な資料です。
ARBA形式の血統書とは
『名前』
『カラー』
『イヤーナンバー』
『体重』
『賞歴』
等が記載されているので純血種である事の証明となります。
血統書があれば、純血種としてラビットショーに出場できます。上位には10万円以上するウサギさんも出てくるようです。
勉強したことのまとめ
うさぎさんの価格で、血統書付きと、付いていないのでは値段は変わりません。
値段で変わってくるのは、ミックス(雑種)であるか、純血種であるかで値段が違います。
ペットショップで、うさぎさんを選ぶ際に、どの種類か確認しておきましょう♪
学んだこと
- 純血種は、ベビーでの購入時期から成長後のサイズ、色などがわかる!
- ミックス(雑種)は、個体によってさまざま。
だから、自分だけのうさぎさんで、ほかと被ることが少ない - 血統書は両親、祖父母の情報がわかるだけで必ずしも必要ではない
ミックス(雑種)だからといって、寿命が長いとか、健康状態が丈夫だとか書かれているネット記事も見られますが、決してそんなことはありません。
うさぎさんの個体差によりますが、飼い主がきちんと健康状態もチェックして、環境も整えてあげることが大事です。